サルコイドーシスと間質性肺炎の違いを教えてください。
サルコイドーシスと間質性肺炎は、どちらも肺に炎症を起こす病気ですが、仕組みや特徴に違いがあります。
サルコイドーシスと間質性肺炎は、どちらも肺に炎症を起こす病気ですが、仕組みや特徴に違いがあります。
サルコイドーシスは、体の中に「肉芽腫(にくげしゅ)」という小さなかたまりができる病気で、肺のほかに目や皮膚、心臓などにも病変が出ることがあります。
肺に起こると、間質性肺炎のような症状や画像所見を示すこともあります。
間質性肺炎は、肺の中の「間質(かんしつ)」という部分に炎症やキズ(線維化)が起き、息苦しさや咳が続く病気です。
サルコイドーシスとは違い、原因がわかっていない特発性のものや、薬、膠原病などが原因になることもあります。
サルコイドーシスも間質性肺炎を起こすことがあるため、医師は画像や検査、組織検査などを組み合わせて鑑別しています。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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