サルコイドーシスと膠原病の違いを教えてください。
サルコイドーシスと膠原病は、どちらも体の免疫に関係する病気ですが、仕組みや特徴が異なります。
サルコイドーシスと膠原病は、どちらも体の免疫に関係する病気ですが、仕組みや特徴が異なります。
サルコイドーシスは、体の中に「肉芽腫(にくげしゅ)」という小さなかたまりができる病気です。
原因ははっきりしていませんが、肺、目、皮膚、リンパ節など、いろいろな場所に病変が現れます。
一方、膠原病(こうげんびょう)は、免疫が自分の体を攻撃してしまう病気の総称で、関節リウマチやSLE(全身性エリテマトーデス)などが含まれます。主に関節や皮膚、血管に炎症を起こします。
膠原病では血液検査で自己抗体がみつかることが多く、サルコイドーシスでは組織の検査で肉芽腫を確認することが大事です。
それぞれ治療法も異なるため、正しい診断が重要です。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
サルコイドーシス
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ