ポンペ病には初期症状はありますか?
乳児型では体が柔らかい、ミルクの飲みが悪いなどが見られ、遅発型では体幹近くの筋力低下から始まります。
ポンぺ病は乳児型と遅発型で症状が異なりますが、それぞれ発見のきっかけになる症状があります。
もし以下のような症状に気が付いたら、一度かかりつけ医にご相談ください。
乳児型
- 身体が柔らかい
- 運動の発達が遅れている
- 哺乳が難しい
- よく肺炎を発症する
- 汗が多い
- 体重が増えない
遅発型
(小児型)
生後6〜12ヶ月以降に、体幹近くの筋肉が障害を受け以下のような症状が現れます。
- 運動が下手である
- 歩き方がおかしい
- 立ち上がるときに膝に手をつく
- 朝の頭痛
- 鼻声になる
- 側湾症(脊柱が曲がっている)
- 翼状肩甲(肩甲骨が浮き出ている)
(成人型)
成人期以降に以下の症状が現れ、年齢とともに進行します。
乳児型では心筋を含めた全身の筋肉の症状、遅発型では骨格筋、呼吸筋の症状が優位に現れます。
公開日:
最終更新日:
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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