心身症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
抗うつ薬や胃腸の症状を抑える薬、漢方薬などで治療が行われます。
心身症とは、各科が対応する身体疾患のうち、発症や経過に心理社会的ストレスが密接に関与し、器質的ないし機能的な障害が認められる疾患群です。
心身症では、抗うつ薬をはじめとする向精神薬や痛み止め、胃腸の薬など症状を和らげる薬、漢方薬などさまざまな薬を使うことがあります。
抗うつ薬の一般的な副作用としては、消化器症状や眠気などが考えられます。
向精神薬のなかでもベンゾジアゼピン系の薬剤は、眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事しないようにしましょう。
また、連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避けることが重要です。
消化器症状を抑える薬の副作用としては、便秘や便が硬くなるなどが考えられます。
漢方薬の副作用としては、肝機能障害や薬疹による発疹やかゆみなどが考えられます。
ただし、心身症ではさまざまな薬が選択される可能性があるため、使用される薬やその副作用について一概に述べることはできません。
心身症と診断された場合には、必ず担当の医師から説明を受けるようにしましょう。
治療薬やその副作用について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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