ニューモシスチス肺炎(PCP)にかかりやすい人はいますか?
持病や治療のために免疫機能が低下している人で発症しやすいです。
ニューモシスチス肺炎の病原菌であるニューモシスチス・イロベチイは、人ではありふれた菌ですが、健康な人に感染しても発症しません。何らかの理由で免疫機能が低下している方が感染した場合に、発症すると言われています。
具体例としては、
- HIV感染がある、もしくはエイズと診断されていて、リンパ球の数が一定以上減っている
- 生まれつきの免疫不全を指摘されている(原発性免疫不全症候群)
- がん(特に悪性リンパ腫や白血病などの血液がん)や臓器移植後、膠原病などの持病で免疫機能が低下する治療をしている(※)
が挙げられます。
※ステロイド剤、抗がん剤、免疫抑制剤、生物学的製剤など
通常、治療のために免疫機能が低下する患者さんでは、医師から事前に「免疫力が落ちる、感染症に弱くなる、感染症が重症化しやすい」などの説明を受けており、リスクが高い状況では予防のために抗菌薬を服用します。ただし、HIV感染の患者さんなどでは特に、ニューモシスチス肺炎を発症して初めて自分の病気に気付くという場合もあるので注意が必要です。
京都大学医学部附属病院呼吸器内科 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
(参考文献)
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