呼吸性アシドーシスのセルフチェックはできますか?
解説欄をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
呼吸性アシドーシスを自分で確実に判断するための、医学的に確立されたセルフチェック方法はありません。この状態は、肺の換気不全によって、体内の二酸化炭素濃度が上昇し、血液が酸性に傾くことで生じます。診断には医師による診察に加え、動脈血液ガス分析などの専門的な検査が不可欠です。
ただし、原因となる病気(COPDや気管支喘息の重責発作など)に伴う息切れ、頭痛、不安、日中の強い眠気、意識がはっきりしないといった症状は、呼吸性アシドーシスを示唆するサインである可能性があります。これらの症状は他の疾患でも見られるため自己判断は危険ですが、ひとつの目安にはなります。気になる症状があれば、速やかに医療機関を受診してください。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、呼吸性アシドーシスかどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。


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京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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呼吸性アシドーシス
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