再生不良性貧血の場合、輸血しないとどうなりますか?
重症以上の再生不良性貧血で輸血しないと、心不全、脳出血、重症感染症等の悪化に至り、致命的となります。
再生不良性貧血は、白血球、赤血球、血小板といった血液の中のすべての細胞が減ってしまう「汎血球減少」を特徴としています。
各血球減少に対して、以下の輸血が考慮されます。
赤血球減少→赤血球輸血
患者さんの状態に合わせて、ヘモグロビン値 6~7g/dL以下のときに検討されます。
また、急速に進行する重症貧血、心不全を伴う場合、貧血による症状が高度な場合は入院下での治療が検討されます。
血小板減少→血小板輸血
血小板数5000/μl以下もしくは出血傾向が著しい場合に適応となります。
白血球減少→顆粒球輸血
顆粒球輸血は最重症患者が重症感染症を起こし、適切な抗菌薬・抗真菌薬投与に反応しない場合に考慮されます。
以上のように、それぞれの血球減少が引き起こす症状に対して支持療法である輸血が必要です。
もし輸血を行わない場合、心不全や脳出血、重症感染症の悪化などに至り、致命的な状態となるでしょう。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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