サルコイドーシスには初期症状はありますか?
咳、倦怠感、発熱、結節性紅斑、リンパ節腫大など多彩な初期症状がみられることがあります。
サルコイドーシスは、初期には症状が現れないことが多い病気です。 実際に、多くの患者さんは、健康診断や他の病気の検査で偶然発見されることがあります。
しかし、以下のような初期症状がみられることもあります。
- 咳や息切れ: サルコイドーシスは肺に影響を与えることが多いため、初期症状として咳や息切れが現れることがあります
- 疲労感: 全身倦怠感や疲労感が初期症状として現れることがあります
- 発熱: 微熱が続くことがある場合、サルコイドーシスが疑われることがあります
- 体重減少: 原因不明の体重減少も、サルコイドーシスの初期症状として考えられます
急性型のサルコイドーシス(例:ロフグレン症候群)では、発熱、結節性紅斑、肺門リンパ節腫脹、関節痛といった特徴的な症状が急激に現れることがあります。
一方、慢性型では症状が軽度であるため見逃されやすく、胸部X線検査などで偶然発見されることが少なくありません。
上記の症状が続く場合は、医療機関を受診し、適切な検査を受けることが重要です。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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