肺炎球菌肺炎などの肺炎で後遺症は残る?高齢者の余命やリスクは?
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肺炎球菌肺炎で後遺症が残ることはありますか?
肺炎球菌肺炎で後遺症が残ることはありますか?
特に重症だった場合や高齢者の方では、肺炎球菌肺炎が治癒したあとも後遺症として影響が残ることがあります。
特に重症だった場合や高齢者の方では、肺炎球菌肺炎が治癒したあとも後遺症として影響が残ることがあります。
1. 全身機能の低下(ADLの低下)
最も問題となる後遺症のひとつが、日常生活動作(ADL)の低下です。特に高齢者の場合、肺炎の治療で救命できたとしても、病気そのものによる体力消耗や、入院による安静期間(ベッドで寝ている時間)が長いことをきっかけに、筋力や身体機能が著しく低下してしまうケースが目立ちます。
その結果、退院後も「ひとりで歩けなくなった」「食事がうまくとれなくなった」「トイレや入浴に介助が必要になった」など、肺炎になる前と同じ生活レベルに戻れないことがあります。
2. 肺炎の合併症による影響
重症肺炎や難治性肺炎(治りにくい肺炎)の場合、肺膿瘍(はいのうよう:肺の中に膿の袋ができる)や膿胸(のうきょう:肺の外側のスペースに膿が溜まる)といった局所の合併症を引き起こすことがあります。
これらは抗菌薬の長期投与が必要となり、治療が長引く原因となります。もし、これらの合併症によって肺に広範な瘢痕(はんこん:傷跡)が残った場合、それが肺機能の低下といった長期的な後遺症につながる可能性もあります。
肺炎球菌肺炎の余命はどれくらいですか?
肺炎球菌肺炎の余命はどれくらいですか?
治療に反応しなければ、短期間で命に関わることがあります。
肺炎球菌肺炎は、がんのような慢性疾患とは異なり、余命が〜ヶ月といった形で語られる病気ではありません。これは急性の感染症であり、治療によって治癒するか、あるいは短期間で命に関わるかのどちらかになります。
1. 治療により治癒する場合
健康な方や軽症〜中等症の場合、適切な抗菌薬治療(抗生物質)によって、完全に治癒することが期待されます。この場合、肺炎自体がその後の余命(寿命)に直接影響することはありません。
2. 短期間で命に関わる場合(予後不良)
肺炎は、特に高齢者や重い基礎疾患を持つ方において重症化しやすく、致命的となる(命に関わる)ことがある重要な疾患です。
治療がうまくいかない場合や、もともとの体力が著しく低下している場合、肺炎は数日から数週間という短期間で呼吸不全や敗血症を引き起こし、死の直接的な原因(契機)となることがあります。
高齢者が細菌性肺炎になるとどんなリスクがありますか?
高齢者が細菌性肺炎になるとどんなリスクがありますか?
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編集・監修基準について
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京都大学iPS細胞研究所 呼吸器内科
山形 昂 監修
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