生物学的製剤やJAK阻害薬は、どのような患者さんに推奨されますか?
メトトレキサートなどの一般的なリウマチの治療薬で、十分な効果が得られない患者さんに推奨されます。
生物学的製剤やJAK阻害薬は、中等症以上の関節リウマチの方で、現在行っている治療では十分な効果が得られていない場合に推奨されます。特に、関節の破壊が進んでいる徴候(骨びらんなど)がある場合や、病気の勢いを示す指標(DAS28など)が中等度以上の高い数値を示している場合は、これらの強力な薬の導入が積極的に検討されます。
具体的には、以下のような状況の患者さんに、これらの薬が用いられています。
- メトトレキサートなどの一般的な抗リウマチ薬(飲み薬)を十分な量で十分な期間使っても、関節の腫れや痛みが十分に改善しない方
- または薬の副作用などが原因で、一般的な抗リウマチ薬を使い続けることが難しい方
- すでに他の生物学的製剤を使ったが、効果が不十分だった方
- 感染症の検査などを行い、安全に薬が使える状況だと判断された方
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(参考文献)
Paul Studenic et al. American College of Rheumatology/EULAR Remission Criteria for Rheumatoid Arthritis: 2022 Revision. Arthritis Rheumatol. 2023, 75, 15-22.
Josef S Smolen et al. EULAR recommendations for the management of rheumatoid arthritis with synthetic and biological disease-modifying antirheumatic drugs: 2022 update. Ann Rheum Dis. 2023, 82, 3-18.
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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