「急性気管支炎」とはどのような病気ですか?
気管支に起こる急性感染症で、持続する咳が主な症状です。
急性気管支炎とは、主にウイルス感染によって引き起こされる下気道(気管支)の炎症性疾患です。
持続する咳が主な症状で、痰を伴う場合もあります。症状は通常1〜3週間で自然に治癒し、治療は支持療法が中心となります。
多くの場合、原因はライノウイルスやインフルエンザウイルスなどの呼吸器系ウイルスであり、抗菌薬は不要です。抗菌薬の過剰使用を避けることが国際的な医療課題となっています。
まれに百日咳菌などの細菌が原因となる場合がありますが、この場合は抗菌薬治療が有効です。
急性気管支炎は、特定の検査や治療を必要としないことがほとんどですが、肺炎や他の病気が疑われる場合は、さらに詳細な検査が行われることもあります。
急性気管支炎について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
急性気管支炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ