顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーとは何ですか?
顔、肩、腕の筋肉に症状が出やすい筋ジストロフィーの一種です。
顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーは、筋肉が徐々に壊れていく病気である筋ジストロフィーの一種です。
顔、肩、腕の筋肉に症状が出やすいという特徴があります。
この病気は、筋肉の機能に不可欠なタンパク質を作るための遺伝子に異常が起こることで発症します。
遺伝子の異常のため、筋肉の細胞が正常に機能できなくなり、壊れやすくなります。
その結果、筋肉が細くなったり(筋萎縮)、脂肪や硬い組織に置き換わったりして、筋力が低下し、運動機能にさまざまな影響が出ます。
この病気の主な特徴は、病名の通り、顔(顔面筋)、肩の周り(肩甲帯)、二の腕(上腕)の筋肉が特に弱くなることです。
進行すると、全身の筋力低下が見られることもあります。筋力低下や筋萎縮の程度には左右差が見られることも、この病気の特徴の一つです。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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