筋ジストロフィーは先天性の病気ですか?
先天性のものと後天性のものがあります。ただし、どちらも病気の原因は遺伝子の異常です。
筋ジストロフィーには先天性のものと後天性のものがあります。ただし、どちらも病気の原因は遺伝子の異常です。
筋ジストロフィーは、筋肉の機能に大きく関係するタンパク質に、遺伝子レベルでの異常が起こることが原因となる病気です。
遺伝子の異常が親から子に伝わった場合は、先天性の病気となります。代表例は、先天性筋ジストロフィーという病気で、日本では福山型が最も頻度が高いとされます。
特殊な例では、筋強直性筋ジストロフィーでは、親に比べて子の方で症状が重くなる現象がみられる場合もあります。
一方で、親からの遺伝子とは関係なく、子の遺伝子に突然変異が起こることで生じる病気もあります。
例えば、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの場合、日本では約4割の方が突然変異によって生じていると報告されています。
このように、筋ジストロフィーの種類によっては先天性ではなく後天性である場合があります。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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