熱を下げる方法を教えてください。

十分な休息、水分の摂取、身体の冷却、解熱剤の適切な使用などを意識すると良いでしょう。

解説

熱を下げるためには十分な休息、水分の摂取、身体の冷却、解熱剤の適切な使用などが必要となります。

休息をとる

十分な休息を取ることで、体力を回復し、免疫がうまく機能できるようにします。熱がある時には、無理をせず安静にすることが重要です。

水分を摂る

熱がある場合、熱を下げるために汗をかきます。これにより脱水症状になる可能性があります。水やスポーツドリンクなどをこまめに摂るようにしましょう。

体を冷やす

保冷剤やタオルなどを用いて、脇の下や首、額を冷やしたり、冷たいものを摂取したり、ぬるめのお風呂やシャワーを浴びるなどの方法で、体を冷やすことは、熱を下げるために効果的です。
ただし、悪寒がある場合に体を冷やすと、かえって症状が悪化する可能性があるため、これらの方法は避けるようにしましょう。

解熱剤を使用する

医師の指示や同封されている添付文書を確認して、適切に使用するようにしましょう。特に小児や高齢者が使用する場合は医師の指示を仰ぐことが重要です。一般的に使用される解熱剤にはアセトアミノフェンやイブプロフェンなどがありますが、自己判断での長期使用は避け、症状が改善しない場合は医療機関を受診してください。

原因疾患の治療

発熱の原因となっている病気がある場合、その治療が最も重要です。感染症であれば適切な抗生物質や抗ウイルス薬の使用が必要な場合があります。

最後に、38℃以上の高熱が3日以上続く場合や、その他の重篤な症状(激しい頭痛呼吸困難意識障害など)がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。

公開日

最終更新日

富士在宅診療所 一般内科

本間 雄貴 監修

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