長期の海外滞在から帰国後の発熱で注意すべきことはなんですか?
海外特有の感染症にかかっている可能性があるため、自己判断せず、すぐに医療機関を受診しましょう。
長期の海外滞在から帰国したあとに熱が出た場合は、普段の風邪とは違い、海外特有の感染症にかかっている可能性があるため注意が必要です。
海外では、マラリアやデング熱、腸チフスなど、日本ではあまりみられない病気に感染していることがあります。
これらの病気は、帰国してから数日~数週間後に熱が出ることもあります。発熱した場合は、自己判断せず、すぐに医療機関を受診しましょう。
受診時には、以下のような渡航歴や行動歴を整理して伝えることが大切です。
- 滞在した国や地域
- 滞在していた期間や帰国した日
- 海外での過ごし方(農作業をした、川で泳いだ、動物と触れ合ったなど)
- 現地で病気にかかったり、ケガをした経験があるか
- ワクチン接種の記録があるか
こうした情報があることで、医師が必要な検査や治療を迅速に判断しやすくなります。
無所属 看護師
杉本 和仁 監修
(参考文献)
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