発熱時に必要な水分量はどれくらいですか?

発熱時は、体重1kgあたり40〜50mLの水分摂取が推奨されています。

解説

発熱時は体重1kgあたり、40〜50mLの水分が必要です。

発熱すると、普段より多くの水分が必要になります。これは、体の熱が上がることでエネルギーの消費が増え、汗をかいたり、呼吸が早くなり水分が外に出てしまうためです。

健康な大人が1日にとるべき水分量の目安は、約2.5リットルと言われています。このうち、飲み物から約1.2リットル、食事から約1.0リットル、そして体の中でつくられる水分が約0.3リットルです。

熱があるときは、これに加えて水分が必要になります。目安としては、自分の体重1kgあたり40〜50mLの水分が必要だとされていて、体重60kgの人なら1日あたり2.5〜3リットルくらいの水分が必要になることもあります。普段より500〜1000mLくらい多く飲むイメージです。

ただし、心臓や腎臓の病気がある人は、水分の摂りすぎがかえって体に負担になることもあるので、医師の指示に従う必要があります。

また、熱があるときは、水だけでなく汗と一緒に塩分(ナトリウム)なども出ていくので、経口補水液(体に必要な塩分などを含む飲み物)やスポーツドリンクなどで、塩分も一緒に補うことが大切です。

公開日

最終更新日

無所属 看護師

杉本 和仁 監修

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