発熱している時にはどのような検査をしますか?
血液検査や尿検査、画像検査などを行います。
発熱しているときには、その原因を明らかにし、適切な治療を行うために、血液検査や尿検査などが行われます。
具体的には以下のような検査が行われます。
血液検査
炎症や感染の有無、貧血や白血球の異常を確認します。血液培養検査も行われることがあり、これは血液中の細菌を検出するために重要です。
尿検査
尿路感染症や腎臓の問題を確認します。
胸部X線(レントゲン)検査
肺炎や結核などの肺の異常を確認します。必要に応じてCT検査が追加されることもあります。
腹部超音波検査
腹部の臓器(肝臓、胆嚢、腎臓など)の異常を確認します。
PCR検査
ウイルス感染(新型コロナウイルスなど)を確認します。
抗原検査
特定のウイルスや細菌の抗原を確認します。
髄液検査
脳炎や髄膜炎が疑われる場合に行われます。
生検
特定の臓器や組織の一部を採取して顕微鏡で調べることがあります。これは通常、他の検査で診断がつかない場合や、特定の病気が強く疑われる場合に行われます。
ただし、発熱をきたす病気にはさまざまなものがあり、発熱のみでは病気を特定することは難しいです。そのため、検査の前には必ず問診が行われ、疑われる病気に応じて行われる検査が選択されます。
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最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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「発熱」とはどのような症状ですか?
正常な変化の範囲を超えて体温が上昇している状態のことです。
発熱の原因や考えられる病気には何がありますか?
多くの場合は感染症が原因ですが、悪性腫瘍や自己免疫疾患、薬などが発熱を引き起こすこともあります。
発熱がある場合、何科を受診したらよいですか? また、病院を受診する目安はありますか?
耳鼻科や内科、小児科のうち、「外来対応医療機関」となっている病院を受診しましょう。症状が長引く時や、強いだるさや息苦しさを伴う時は受診をおすすめします。
発熱のセルフチェックはできますか?
症状検索エンジン「ユビー」でも質問に答えるだけでセルフチェックができます。
発熱外来とは何ですか?
感染症の拡大を予防するために設置されている、発熱症状のある方専用の外来です。
何℃から微熱や発熱と言いますか?
一般的には37.5℃以上を発熱、38℃以上を高熱と定義しますが、微熱の定義ははっきりしていません。
発熱と下痢が起こっている場合、何が原因として考えられますか?
細菌やウイルスによる感染性胃腸炎が考えられます。
発熱と頭痛が起こっている場合、何が原因として考えられますか?
風邪や新型コロナウイルス感染症、副鼻腔炎、髄膜炎、脳腫瘍が考えられます。
大人が夜に発熱を繰り返す場合、何が原因として考えられますか?
感染症、がん、自己免疫疾患、心因性の発熱などが考えられます。
周期性発熱とは何ですか?
一定間隔で周期的に発熱を繰り返す症状で、一部は「自己炎症性疾患」によって起こります。
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