梅雨時期の発熱の予防策を教えてください。
梅雨は感染症や食中毒が増える時期なので、手洗いと食品の衛生管理が重要です。
梅雨の季節は、湿気と暑さのせいで、細菌やウイルスが増えやすくなり、風邪のような感染症や食中毒が起こりやすくなります。
こうした病気の始まりには「発熱」がよくみられるため、毎日のちょっとした予防がとても大切です。
まず意識したいのは、手洗いとうがいです。とても基本的なことですが、石けんと水でしっかり手を洗うだけで、たくさんの感染症を防ぐことができます。
特に、外から帰ったあとやご飯の前後、トイレのあとなど、タイミングを決めてこまめに手を洗う習慣をつけましょう。
もうひとつ大切なのは、食べ物の扱い方です。梅雨の時期は、見えない細菌が食べ物のなかで増えやすく、食中毒になってしまうことがあります。
次のようなことに気をつけることが大切です。
- 食材は冷蔵庫に入れて、長時間外に出しっぱなしにしない
- 手にケガがあるときは、調理時に手袋を使う
- お肉やお魚は中までしっかり火を通す
- まな板や包丁は「生もの用」と「食べるもの用」に分ける
- 作った料理は早めに食べるか、冷蔵庫で保存する
こうしたひとつひとつの心がけが、梅雨の時期に多くみられる感染症や食中毒による発熱を予防することにつながります。
無所属 看護師
杉本 和仁 監修
(参考文献)
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