夜間多尿が疑われる場合、何科を受診したらよいですか？

夜間多尿は泌尿器科が専門ですので、基本的には泌尿器科を受診しましょう。ただし、原因は様々で、心臓や腎臓、内分泌系など複数の臓器に関係することがあります。そのため、患者さんの状況によっては他の科と連携して治療されることもあります。

初期受診の選択肢

• 泌尿器科を直接受診する
• かかりつけの内科医に相談し、必要に応じて泌尿器科に紹介してもらう

他科の受診が必要な場合

• 心臓や血管の病気が疑われる場合：循環器内科
• 腎臓の病気が疑われる場合：腎臓内科
• 糖尿病の管理：内分泌内科
• 睡眠障害の評価：呼吸器内科、心療内科、睡眠を専門に扱う医療機関、耳鼻咽喉科

夜間多尿に心疾患や腎疾患が隠れていることもあるため、複数の診療科との連携が重要になることがあり、その場合、医師が他科の医師と連携しながら診療を行います。症状が強く、生活に支障が出ている場合だけでなく、症状が気になった場合は我慢せずに医療機関を受診して、適切な診断と治療を受けることが大切です。