夜間多尿の名医の探し方を教えてください。

夜間多尿は水分や塩分の摂り過ぎだけではなく、高血圧や心不全、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群など、全身の様々な病気が関与していることがあるため、複数の専門医との連携が必要です。
そのため、夜間多尿が気になる場合は、泌尿器科をまず受診して、個々人の状態にあった専門医の診察・治療を受けることが重要です。

【泌尿器科】

基本的な評価と精密な診断を行い、排尿機能の診察をすることができます。
排尿日誌を用いて夜間多尿の程度を評価し、夜間頻尿がある場合は、膀胱の蓄尿機能など他の要因の有無も評価できます。

【原因に応じた専門医】

泌尿器科での評価の結果、原因として、高血圧や腎臓の病気、その他の病気も疑われる場合や、治療に抵抗性がある場合は、関連分野の専門医への紹介されることがあります。

心不全や高血圧コントロール不良も原因と考えられる場合

循環器内科を紹介されることが多いです。

睡眠時無呼吸症候群も原因と考えられる場合

睡眠障害専門医、呼吸器内科、耳鼻咽喉科を紹介されることが多いです。

糖尿病や慢性腎臓病も原因と考えられる場合

内分泌・代謝内科、腎臓内科を紹介されることが多いです。

医療機関のホームページで排尿機能の診察をしているかどうかや、専門医との連携体制を確認することも参考になります。