夜間多尿のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

夜間多尿はセルフチェックすることができます。特に排尿日誌をつけることが重要です。

簡単なセルフチェックの方法

以下の場合は夜間多尿の可能性があります。

  • 夜間何度もお手洗いで起きる。
  • 夜間、知らないうちに尿が漏れていること(尿失禁)がある。

詳細なセルフチェックの方法

以下の方法(排尿日誌)で実際に夜間多尿があるか、病院に行く前に調べることができます。

  1. まず、紙をご用意いただき、そこに尿の出た時間と、その際に尿の出た量を毎回記録します。
  2. 次に、1日に出た尿の量(または24時間程度で得た尿の量)を合計して算出します。
  3. そして、夜間に作られた尿の量(就寝中に出た尿の量と朝一番に出た尿の量を合計した尿の量)を算出します。
  4. 最後に、夜間に作られた尿の量を1日に出た尿の量で割った数字を算出します。
  5. その数字が65歳以上で33%以上、若い人で20%以上であれば夜間多尿と考えられます。


排尿日誌のポイントとしては、24時間周期で尿が出るわけではないので、朝9時から翌日の昼の12時までなど、24時間以上記録するとより正しく夜間多尿を診断できます。また、水の飲みすぎなどで、夜間多尿が偶然起こることもあるので、より正確な診断のために、お時間が取れる日程で3日間記録をつけることが重要です。(連続3日で測定する必要はありません。)

症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、夜間多尿かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。

個人の見解

排尿日誌をつけることは面倒だと思いますが、とても有用な情報源になります。
尿は計量カップなどで実際に測っていただくことが重要です。
また、別の計量カップを使って、1日の水分摂取量も記載すると、ご自身が水分の摂り過ぎで尿が多いのかどうかも判断することができます。
最近は排尿日誌を補助するアプリケーションや体重計を使った測定方法などもあります。

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最終更新日

東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科

秋元 隆宏 監修

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