夜間多尿が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
生活習慣の改善で改善しない場合や、症状が気になる場合は受診しましょう。
夜間多尿が疑われる場合、就寝前の飲水や夕方以降のカフェイン・アルコール摂取を控える、塩分を控えるなど、生活習慣の改善(行動療法)が有効です。行動療法を自力で行うことはやや大変なので、症状が気になる場合や、行動療法を行っても効果が乏しい場合などは、遠慮せずに受診しましょう。また、隠れた病気が原因で夜間多尿が生じる場合もあります。以下のようなサインがある場合は、早めに受診しましょう。
心臓や腎臓の病気が疑われる場合は、以下のような症状が出ることがあります。
睡眠に関する問題が疑われる場合
- いびきがひどい
- 日中の眠気が強い
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)などの睡眠呼吸障害が疑われる
- 睡眠障害の治療を行っても症状が改善しない
気になる症状がある場合は、早めに泌尿器科を受診しましょう。
夜間多尿について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
日本排尿機能学会.“夜間頻尿診療ガイドライン第2版. リッチヒルメディカル. 2020”..https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/37nocturiav2-2.pdf,(参照 2025-11-05).
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Tien-Lin Chang et al.“Nocturia, nocturnal polyuria, and nocturnal enuresis in adults: What we know and what we do not know”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39421492/,(参照 2025-11-05).
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東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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