IgA血管炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
IgA血管炎は小児科(成人は内科)を受診し、症状に応じ専門科と連携します。
小児の場合は小児科を、大人の場合は内科を受診しましょう。
IgA血管炎は主に小児に多い病気で、皮膚に赤紫色の発疹(紫斑)が出たり、関節痛や腹痛を伴うのが特徴です。まずは小児科を受診するのが基本です。小児科では全身の症状をまとめて評価でき、尿検査や血液検査を行い、必要に応じて腎臓や消化管の合併症も確認してもらえます。
もし、大人に発症した場合は、内科を受診してください。成人のIgA血管炎は小児より腎障害が強く出やすいため、腎臓内科での詳しい評価が必要になることもあります。
症状に応じて、他科と連携をすることもあります。
- 皮膚科:紫斑が主な症状の場合、まず皮膚科を受診し、そこから小児科や内科を紹介されることもあります。
- 整形外科:関節痛が強く、他の関節の病気と区別が必要な場合に相談する場合があります。
- 消化器内科/小児外科:強い腹痛や消化管出血、腸重積などが疑われる場合に相談する場合があります。
- 腎臓内科:血尿や蛋白尿など腎障害の兆候がある場合に、専門的な治療とモニタリングのために相談する場合があります。
ただし、IgA血管炎は全身性の病気であるため、最初の窓口としては小児なら小児科、成人なら内科が最も適切です。そのうえで必要に応じて専門科と連携する形になります。


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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
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