ホモシスチン尿症の名医の探し方を教えてください。
かかりつけ医を介し、大学病院や小児専門病院の代謝科へ、診療経験の豊富な医師を紹介してもらいましょう。
代謝・内分泌科、小児代謝・内分泌科、遺伝科の専門医を探しましょう。
ホモシスチン尿症は非常にまれな先天性代謝異常症のひとつで、診断・治療・栄養管理のすべてに専門的な知識が必要です。そのため、一般的な病院では対応が難しいことが多く、小児専門病院や大学病院の代謝・内分泌科で主に診療が行われています。まずは地域の小児科・内科からこれらの施設への紹介状をもらい、経験豊富な医師に紹介してもらうのが確実です。
その他に、学会(日本先天代謝異常学会、日本小児科学会)や支援団体の情報を活用する方法があります。小児代謝・内分泌を専門とする医師を地域別に探すことができます。また、患者会・家族会や支援団体では、治療経験のある医療機関情報を共有していることがあります。
ホモシスチン尿症は、食事療法・薬物療法・血栓予防・眼科的診察・遺伝カウンセリングなど多面的な管理が必要なため、単独の医師よりも多職種チームを有する施設を選ぶことが大切です。
ホモシスチン尿症について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
日本先天代謝異常学会.ホモシスチン尿症 概要.小児慢性特定疾病情報センター,https://www.shouman.jp/disease/details/08_01_008/(参照 2025-12-15)
中村公俊.ホモシスチン尿症(指定難病337).難病情報センター,https://www.nanbyou.or.jp/entry/22378(参照 2025-12-15)
診断基準策定委員会.“ホモシスチン尿症(シスタチオニン β合成酵素欠損症)”.日本先天代謝異常学会.https://jsimd.net/pdf/guideline/03_jsimd-Guideline_draft.pdf,(参照 2025-12-15).
診断基準策定委員会.“先天代謝異常症の診療指針ホモシスチン尿症(シスタチオニンβ合成酵素欠損症) ”.日本先天代謝異常学会.https://jsimd.net/documents/GuidelinesInClinicalGenetics/homosutinnyousyou.pdf,(参照 2025-12-15).
診断基準・診療ガイドライン委員会.“新生児マススクリーニング対象疾患等診療ガイドライン 2025 ホモシスチン尿症”.日本先天代謝異常学会.https://jsimd.net/pdf/guideline/MS/3_ms2025.pdf,(参照 2025-12-15).
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ホモシスチン尿症
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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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