難治性疼痛が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
痛みが3ヶ月以上続く、日常生活に支障がある、通常の鎮痛剤が効かない場合は受診を検討しましょう。
難治性疼痛が疑われる場合の病院受診の目安は、以下の通りです。
- 痛みの持続期間: 痛みが3ヶ月以上続いている場合。これは慢性疼痛の一般的な定義であり、難治性疼痛の可能性が高まります
- 日常生活への影響: 痛みのために、仕事や家事、趣味などの日常生活に支障が出ている場合。例えば、睡眠がとれない、食欲がない、気分が落ち込む、活動量が著しく低下しているなど
- 通常の治療効果の限界: 市販薬や一般的な鎮痛剤を試しても痛みが改善しない、あるいは悪化している場合
- 原因不明の痛み: 明らかな原因が見当たらないのに痛みが続く場合
- 精神的な苦痛: 痛みに伴って、不安、抑うつ、イライラなどの精神的な症状が強く現れている場合
これらの症状がひとつでも当てはまる場合は、我慢せずに早めに専門医(ペインクリニックなど)を受診し、適切な診断と治療を受けることを強くおすすめします。
難治性疼痛について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
Treede, Rolf-Detlef et al. Chronic pain as a symptom or a disease: the IASP Classification of Chronic Pain for the International Classification of Diseases (ICD-11). Pain. 2019, 160, 19-27.
Finnerup NB, et al.. Pharmacotherapy for neuropathic pain in adults: a systematic review and meta-analysis. Lancet Neurol. 2015, 14, 162–173.
Royal College of Physicians (RCP).Chronic pain (primary and secondary) in over 16s: assessment of all chronic pain and management of chronic primary pain.NICE,https://www.nice.org.uk/guidance/ng193(参照 2025-11-05)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
難治性疼痛
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
