難治性疼痛の治療ガイドラインはありますか?
日本ペインクリニック学会などが、慢性疼痛の診療ガイドラインを公表しています。
難治性疼痛を含む慢性疼痛の治療については、日本ペインクリニック学会や日本疼痛学会などが診療ガイドラインを公表しています。これらのガイドラインは、最新の医学的知見に基づき、診断から治療、リハビリテーション、心理社会的アプローチまで、多角的な視点から推奨される医療行為や治療方針を示しています。
ガイドラインには、薬物療法の選択肢、神経ブロック療法の適応、リハビリテーションの進め方、心理療法の導入基準、集学的治療の重要性などが具体的に記載されています。医療従事者が標準的な治療を提供するための指針となるだけでなく、患者さん自身が治療内容を理解し、医療者と協力して治療を進めるうえでも参考になります。
これらのガイドラインは、インターネット上で公開されていることも多いため、興味があれば検索して参照することも可能です。ただし、個々の患者さんの状態に合わせた治療は、必ず専門医との相談のうえで決定する必要があります。
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(参考文献)
慢性疼痛治療ガイドライン作成ワーキンググループ. 慢性疼痛治療ガイドライン. 真興交易 医書出版部. 2018
Treede, Rolf-Detlef et al. Chronic pain as a symptom or a disease: the IASP Classification of Chronic Pain for the International Classification of Diseases (ICD-11). Pain. 2019, 160, 19-27.
Finnerup NB, et al.. Pharmacotherapy for neuropathic pain in adults: a systematic review and meta-analysis. Lancet Neurol. 2015, 14, 162–173.
Royal College of Physicians (RCP).Chronic pain (primary and secondary) in over 16s: assessment of all chronic pain and management of chronic primary pain.NICE,https://www.nice.org.uk/guidance/ng193(参照 2025-11-05)
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まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
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