空腹時血糖が100mg/dLだったら、追加の検査は必要ですか?
必要に応じて75gブドウ糖負荷試験の追加を検討するとされています。
メタボリックシンドロームの診断基準は、空腹時血糖110mg/dL以上ですが、それ未満でも追加の検査を考える場合があります。ここでは理由を解説します。
空腹時血糖100mg/dLでの追加検査
必要に応じて検討します。メタボリックシンドロームの基準値は空腹時血糖値110mg/dL以上ですが、糖負荷後2時間血糖値の高値が動脈硬化性疾患のリスクとなることが報告されており、空腹時血糖値が100mg/dL以上であれば、必要に応じて75gブドウ糖負荷試験(75g OGTT)の実施の追加を検討するとされています(糖尿病診療ガイドライン2024)。
空腹時の値だけでは足りない理由
空腹時血糖が基準未満でも、食後(糖負荷後)の血糖が高くなっている場合があり、その高値が動脈硬化性疾患のリスクになると報告されているためです。空腹時の値だけでは、この状態を見つけられません。
75gブドウ糖負荷試験とは
ブドウ糖75gを含む液を飲み、その後の血糖値の変化を測る検査です。メタボリックシンドロームと診断された場合には糖負荷試験がすすめられますが、診断には必須ではないとされています。
メタボリックシンドロームの診断基準
ウエスト周囲長(男性85cm以上、女性90cm以上)を必須項目とし、これに加えて次の3項目のうち2項目以上を満たす場合に診断されます。
- 高トリグリセライド血症150mg/dL以上、かつ/または低HDL-C血症40mg/dL未満
- 収縮期血圧130mmHg以上、かつ/または拡張期血圧85mmHg以上
- 空腹時高血糖110mg/dL以上
健診の結果が気になる場合は、医療機関への受診をご検討ください。
メタボリックシンドロームについて、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
日本糖尿病学会 編・著『糖尿病診療ガイドライン2024』南江堂, 2024(第13章 13-5、表1「メタボリックシンドロームの診断基準」)
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はまさき医院 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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