子宮腺筋症が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
月経痛や過多月経で日常生活に支障が出るとき、早めの受診が大切です。
子宮腺筋症は、女性ホルモンの影響を受けて病変が進行・悪化する病気であるため、月経がある間に症状が改善することは通常ありません。そのため、症状が重くなり日常生活に支障をきたす前に、医師に相談して早いうちから適切な治療を受けることが大切です。
特に、以下のような症状が見られる場合は、受診を強くお勧めします。
1. 日常生活に支障をきたす月経痛(月経困難症)がある場合
- 月経を重ねるごとに症状が悪化している
- 鎮痛薬(痛み止め)が効きにくくなったり、使用量が増えたりしている
- 月経時以外の腹痛や腰痛がある
2. 月経量が多い(過多月経)と自覚している場合
過多月経は、子宮腺筋症のほかに、子宮体がんなどの重篤な病気の可能性も否定できないため、原因を確認する必要があります。
- 昼間でも夜用ナプキンを使う日が3日以上ある
- 通常のナプキン1枚が1時間ももたないほど多い
子宮腺筋症は不妊の原因になる可能性や、妊娠した際に流産や早産のリスクを高めることも考えられています。将来の妊娠を希望する場合、病気の進行や症状の程度に応じて、最適な治療方針を決定するため、早めに専門医に相談することが重要です。
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Ubie株式会社 産婦人科
金沢 誠司 監修
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