軽度の子宮腺筋症とはどのような状態ですか?
子宮腺筋症に「軽度」の明確な定義はありませんが、症状が軽く、治療薬で管理できる状態を指します。
子宮腺筋症の進行度や重症度を測るための明確な国際基準は定められていませんが、患者さんの自覚する症状の強さ(月経痛や過多月経)、子宮の肥大の程度、および貧血の有無などによって総合的に判断されます。
「軽度の子宮腺筋症」とは、主に症状が比較的軽く、日常生活に大きな支障をきたしていない状態を指していると考えられます。
病気の部位(病巣)の広がり
子宮腺筋症は、子宮の壁の筋肉の層(子宮筋層)に子宮内膜に似た組織ができて、その部分が厚くなる病気です。軽度の場合は、この病変の広がりが限定的で、子宮全体が著明に大きく(肥大)なっていない状態が想定されます。
症状と治療による管理
症状が軽い場合は、激しい月経痛や過多月経(月経の量が異常に多いこと)に対して、痛み止め(鎮痛薬)などの薬物療法で十分に症状を和らげることができます。月経困難症や過多月経が原因で貧血になることもありますが、軽度であれば貧血症状が日常生活に支障をきたすほど増強していない状態と言えます。
一方、症状が重いと判断されるのは、月経痛や貧血症状がひどくなり、日常生活に支障をきたす場合や、子宮が非常に大きくなっていたり(高度の子宮腫大)、重度の貧血を伴う場合などです。
子宮腺筋症について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
子宮腺筋症について、気になる症状はありますか?
もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
子宮腺筋症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
Ubie株式会社 産婦人科
金沢 誠司 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです