ステロイド糖尿病とはなんですか?
ステロイド糖尿病とは、ステロイド薬の使用により引き起こされる高血糖状態のことです。食後高血糖が顕著に現れます。
ステロイド糖尿病は、ステロイド薬(プレドニゾロンやデキサメタゾンなど)の使用により引き起こされる高血糖状態で、糖尿病の既往がない方にも発症する可能性があります。
ステロイド薬に含まれるグルココルチコイドの作用により、肝臓での糖新生の促進、筋肉や脂肪組織でのインスリン抵抗性の増加、膵臓からのインスリン分泌低下などが起こり、血糖が上昇します。
高用量または長期間のステロイド薬使用、60歳以上の高齢者、肥満、糖尿病の家族歴、耐糖能異常などがリスクになります。
診断には、食後血糖値や経口ブドウ糖負荷試験が用いられますが、食後高血糖が顕著なことが特徴です。
治療は主にインスリン療法を行います。DPP-4阻害薬やGLP-1受容体作動薬なども有効です。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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