糖尿病の場合、皮膚にどのような症状が現れますか?
感染症(水虫など)や乾燥、湿疹などが多現れます。適切な血糖管理と皮膚のケアが重要です。
糖尿病患者さんでは、約79%に皮膚障害がみられます。
頻度が高い順に、
- ① 皮膚感染症(47.5%):カンジダ症、皮膚真菌症(白癬)、細菌感染症などが含まれます
- ② 乾燥肌(26.4%):角質層の水分低下による乾燥と亀裂
- ③ 炎症性皮膚疾患(20.7%):湿疹、乾癬、痒疹など
- ④ 糖尿病性皮膚症(11.2%):下腿に小さな茶色の萎縮斑
- ⑤ 黒色表皮腫:首や脇にできる黒ずんだ肥厚
- ⑥ イボ:首や脇にできる小さな皮膚の突出
その他、壊疽性膿皮症、潰瘍、爪の異常などもみられます。
高血糖による血流障害や免疫機能の低下が原因となります。血糖コントロールの改善と皮膚を清潔に保ち、保湿をするなど適切なケアが重要です。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
糖尿病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ