献血で糖尿病がわかることはありますか?
献血では糖尿病の診断はできませんが、血糖値の異常がみつかることもあります。
献血だけでは、糖尿病かどうかをはっきりと診断することはできません。 献血の時に血液検査は行われますが、これは主に輸血する血液の安全性を確認するためのものです。
ただし、献血の結果で、血糖値が高いなど、糖尿病の可能性が示唆される異常がみつかることもあります。
糖尿病をきちんと診断するには、空腹時の血糖値を測ったり、HbA1cという別の検査が必要です。
もし献血後に検査結果で何か異常を指摘された場合は、念のため医療機関を受診して、詳しい検査を受けてみてください。
献血は糖尿病の診断のためではありませんが、健康状態を知るきっかけになることもあります。
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
(参考文献)
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