男性更年期障害で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

用量・治療法の見直しに加え、別の病気が隠れていないか再評価します。

治療を続けても効果が乏しい場合は、(1)用法・用量の見直し、(2)別の治療への変更や併用、(3)別の病気が隠れていないかの再評価、の3つの視点で対応します。

一般的にはTRT(テストステロン補充療法、男性ホルモンを補う治療)開始後3ヶ月程度で効果を判定しますが、何か気になる変化があった場合は、我慢せずに主治医に相談してください。

1. 用法・用量の見直し

TRTは効果を実感しにくいこともあります。血液中のテストステロン値の推移を見ながら、間隔を短くしたり、用量を調整したりします。
軟膏(グローミンⓇ)を使用していた場合は、注射への切り替えも検討されます。

2. 治療法の変更・併用

症状に合わせて、他のお薬や検査の追加、生活習慣の見直しなどを組み合わせて対応します。

  • 生活習慣の徹底的な見直し運動、食事、減量、節酒、禁煙
  • 漢方薬八味地黄丸、補中益気湯、柴胡加竜骨牡蛎湯などの併用
  • 抑うつが強い場合:精神科・心療内科との連携、抗うつ薬の検討
  • 不眠が強い場合:睡眠衛生の見直し、睡眠時無呼吸症候群(睡眠中に呼吸が止まる病気)の検査
  • ED(勃起不全)が強い場合:PDE5阻害薬(バイアグラⓇ、シアリスⓇなど、勃起を助ける飲み薬)の追加

3. 別の病気の可能性を再評価

症状が改善しない場合、男性更年期障害以外の病気が隠れていることがあります。下記のような病気が見つかることもあるため、必要に応じて専門科での精密検査が行われます。

  • 下垂体(脳の中央にあるホルモンの司令塔)の病気:下垂体腫瘍など
  • 甲状腺の機能異常(喉ぼとけの下にあるホルモン臓器の異常)
  • うつ病、その他の精神疾患
  • 慢性疲労症候群
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 糖尿病貧血などの内科的な病気

「治療しているのに改善しない」と感じたら、自己判断で中止せず、まずは主治医に相談しましょう。主治医への相談がしにくい、または別の医療機関の意見も聞きたい場合は、セカンドオピニオン(別の医師に意見を聞くこと)を求めることも可能です。

男性更年期障害について、特に知りたいことは何ですか?

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  3. QAレビュー

  4. 公開

東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科

秋元 隆宏 監修

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