糖尿病では足にどのような症状がみられますか?
皮膚の乾燥・亀裂、傷の治りにくさ、違和感やしびれ、冷感、ほてり、痛みなど、さまざまな症状が現れます。症状が進行すると感覚がなくなってしまったり、足壊疽を起こすこともあります。
糖尿病により高血糖の状態が長く続くと、手足などの末梢神経が十分な機能をはたせなくなります。
足の裏に違和感やしびれを感じたり、冷感、ほてり、痛みなど、さまざまな症状が現れます。
末梢神経障害が軽いうちは、血糖コントロールにより症状がなくなったり、軽くなったりしますが、血糖コントロールが悪い状態が長く続くと、症状の悪化に繋がります。
また、糖尿病による血流障害があると酸素や栄養が足先まで供給されなくなり、傷が治りにくくなります。
神経障害が進行すると足の感覚が麻痺して、痛みを感じなくなってしまうこともあります。痛みを感じなくなることにより、傷への手当てが遅れ、血流障害が進行すると足潰瘍や壊疽を起こし、患部の切断が必要になることがあります。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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