乳酸アシドーシスとはなんですか?
血液中に乳酸が蓄積した状態であり、一度発症すると臓器障害など重篤な状態になる可能性があります。
乳酸アシドーシスは、重症の呼吸器疾患やショック、肝不全やアルコール中毒、糖尿病などによる急性代謝失調のひとつです。
なんらかの原因により血液中に乳酸が蓄積し、著しい代謝性アシドーシスの状態となります。
糖尿病では、治療薬であるビグアナイド薬(メトホルミン塩酸塩、ブホルミン塩酸塩)によって、まれに乳酸アシドーシスが起こることがあります。
一度発症すると多臓器障害などの重篤な状態となり、死亡率は50%以上(2006年報告)にもなると報告されています。
短時間で急激に臓器障害を生じ、速やかに治療を開始しても障害を残す可能性があり、注意が必要です。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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