糖尿病のシックデイとはなんですか?
発熱や嘔吐、下痢など急な体調不良時に血糖値が不安定になる状態のことです。
糖尿病における「シックデイ」とは、発熱・下痢・嘔吐・食欲不振など急な体調不良時に、血糖コントロールが不安定となりやすい状態を指します。
シックデイではインスリンに拮抗するホルモン(コルチゾールやアドレナリンなど)の分泌が増加し、高血糖となりやすいため、インスリンや経口血糖降下薬の自己中断は危険です。
特に1型糖尿病患者では、インスリン不足がケトアシドーシスを引き起こす可能性があり、注意が必要です。
脱水やケトアシドーシスの予防のため、水分を十分に補給し、自分で血糖値を測定している方は、血糖値をチェックして異常な高血糖がないか調べるようにしましょう。
症状が強い、24時間以上食べられない、血糖値350mg/dL以上が続く、意識状態が悪いなどの場合には、速やかに医療機関を受診しましょう。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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