シックデイの際の薬はどうしたらいいですか?
時効型や中間型のインスリンは継続をし、食事摂取量にあわせて内服薬や速攻型インスリンを調整します。
[インスリンの場合]
①中間型または持効型インスリン注射の継続を原則とします。
②追加インスリンは、食事量(主に糖質),血糖値,ケトン体に応じて調整します。
③頻回に血糖値/ケトン体を測定します。
[経口血糖降下薬の場合]
①インスリン分泌促進薬 [SU 薬など]: 食事摂取不良のとき中止,減量を判断します。
②αグルコシダーゼ阻害薬:消化器症状の強いときには中止します。
③ビグアナイド薬:シックデイの間は中止するように普段から指導しておきます。
④チアゾリジン薬:シックデイの間は中止することが可能です。
⑥GLP-1アナログやDPP4阻害薬は現在,コンセンサスが得られていないです。
⑦SGLT2阻害薬:シックデイの間は、中止するように指導しておきます。
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最終更新日:
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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