1型糖尿病では医療費が免除されますか?
すべての医療費が免除される制度はありませんが、患者さんの自己負担を軽減する制度がいくつかあります。
1型糖尿病では、すべての医療費が免除される制度はありません。しかし、患者さんの状況や合併症に応じて利用できる制度はいくつかあります。
18歳未満(20歳未満まで延長可)の児童では、小児慢性特定疾患医療費助成制度があります。世帯の所得に応じて医療費の自己負担分が軽減される制度です。
合併症の有無やコントロール状態、症状、日常生活の状況等によっては、父母に対し特別児童扶養手当が支給されることもあります。
成人の患者さんの場合、高額療養費制度などがあります。これは、月の医療費の自己負担額が高額になった場合に、一定の金額を超えた分があとで払い戻される制度です。
合併症が著しく進行し日常生活に支障がある方や、インスリン分泌が低下し重症の低血糖発作を繰り返すような方は、障害年金が認められる場合があります。
ほかにも、合併症や障害の程度によっては助成を受けられることがあります。詳しくはお住まいの自治体にご相談ください。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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