血糖値を測る方法は何がありますか?
静脈採血、自己測定器による指先採血、皮下センサーによるグルコース濃度の持続測定といった方法があります。
血糖値を測る方法は、主に次の3つがあります。
1. 医療機関での血液検査
静脈から採血して血糖値を測ります。糖尿病の診断や治療評価において、最も正確な方法です。
2. 自己血糖測定(SMBG: Self-Monitoring of Blood Glucose)
患者さん自身が指先などから採血し、簡易血糖測定器で血糖値を測定する方法です。インスリン療法中の患者さんや妊娠糖尿病の管理において保険適応となります。
3. 持続グルコースモニタリング(CGM: Continuous Glucose Monitoring)
- リアルタイムCGM(rtCGM):皮下に装着したセンサーが間質液(皮膚の下の組織にある体液)中のグルコース濃度を連続的に測定し、リアルタイムで血糖値の変化を調べることができます。
- 間歇スキャン式CGM(isCGM):定期的にリーダーやスマートフォンでセンサーをスキャンすることで、過去の血糖値の変化を確認できます。日常生活での血糖管理に役立ちます。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
糖尿病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ