発熱後の職場復帰のタイミングはどう判断すればいいですか?
熱が下がったかどうかだけでなく、全身の体調がしっかり回復しているかどうかを確認することが大切です。
発熱後、いつ職場に復帰すべきかを判断する際は、熱が下がったかどうかだけでなく、全身の体調がしっかり回復しているかどうかを確認することが大切です。
たとえ熱が下がっても、体にウイルスが残っていたり、周囲に感染させる可能性が残っているためです。
また、解熱剤を使用して一時的に熱が下がっている場合は、解熱とは見なされません。薬を使わずに平熱が続いていることが確認できるまで、復帰は控えるべきです。
さらに、咳や喉の痛み、だるさなどの全身症状が残っている場合も、無理をせずしっかりと体調が整ってからの復帰が望まれます。
なお、感染症の種類によっては、さらに具体的な復帰基準が定められている場合があります。例えばインフルエンザでは、「発症後5日、かつ解熱後2日(幼児は3日)」という復帰基準があります。
また、医療・介護・保育などの現場では、より慎重な判断が必要となるため、職場のルールや主治医、産業医の指示に従うようにしましょう。
無所属 看護師
杉本 和仁 監修
(参考文献)
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