発熱後、何日経てば出社しても大丈夫ですか?
熱が下がったあとも1日は様子を見て、咳や倦怠感などが残っていないか確認してからの出社が推奨されています。
発熱したあとに出社してよいかどうかの判断は、症状の経過や感染症の種類によって異なりますが、「熱が下がってから24時間以上が経過し、体調が安定していること」が基本的な目安とされています。
これは、解熱剤を使わずに熱が下がっている状態であることが前提です。
特定の感染症が診断された場合は、さらに明確な基準があります。
例えば、
- インフルエンザの場合は「発症から5日が経過し、かつ解熱後2日(幼児は3日)以上経過」
- 新型コロナウイルス感染症の場合は「発症から5日が経過し、かつ症状が軽くなってから1日以上」
とされています。
症状が軽く、特定の感染症と診断されていない場合でも、無理をして出社することで体調が悪化したり、周囲に感染を広げてしまう可能性があります。
そのため、熱が下がったあとも1日は様子を見て、咳や倦怠感などが残っていないか確認してからの出社が推奨されています。
無所属 看護師
杉本 和仁 監修
(参考文献)
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