高齢者の糖尿病で気をつけることはありますか?
高齢者の糖尿病管理では、患者さん1人重要です。柔軟な血糖値の目標を設定し、低血糖や体の機能低下を防ぎます。
高齢者の糖尿病管理では、加齢に伴う身体や認知機能の低下、合併している病気の影響をよく考え、患者さん1人ひとり個別化された治療が求められます。
高齢者はたくさん薬を飲んでいたり、腎機能が低下していたり、栄養状態があまりよくなかったりと、低血糖を起こしやすい状態になっています。
したがって、血糖コントロールの目標は通常より低めに設定し、生活の質を落とさないような糖尿病管理を行います。
健康な高齢者ではHbA1c 7.0%未満を目指しますが、身体機能の低下や認知症がある場合は、低血糖リスクを避けるため、より緩やかな目標(例えば、HbA1c 8.0~8.5%)が推奨されます 。
筋肉が衰えないように過度な食事制限は行わず、しっかりタンパク質を摂って筋力トレーニングを行うこともすすめられます。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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