片頭痛(偏頭痛)
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:8/22/2023
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片頭痛(偏頭痛)について「ユビー」でわかること
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片頭痛(偏頭痛)と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
頭痛がある・頭が重い
- 症状の程度
- 日常生活に支障が出る程度に痛む
- 症状の頻度
- 年に数回程度は同じような症状がある
片頭痛(偏頭痛)とは
片頭痛(偏頭痛)のQ&A
- A.
脳の血管の収縮や拡張が原因ではないかと言われています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る残念ながら片頭痛の詳細な原因はまだわかっていません。
ただし、脳の血管の収縮と拡張が関係していると言われており、片頭痛の薬としてこの血管の変化を抑えるようなものが使われています。
遺伝的な要素も片頭痛の一因とされ、親や兄弟姉妹が片頭痛を持っている人は、自身も片頭痛を発症する可能性が高くなります。
また、片頭痛の発作を引き起こすきっかけはさまざまあり、以下のものなどが挙げられます。- ストレス
- 睡眠不足
- 特定の食べ物や飲み物
- ホルモンの変化(特に女性の月経周期)
- 過度の刺激(明るい光や大きな音)
- 天気の変化
- A.
ズキンズキンと脈打つような強い痛みが、頭の片側あるいは両側に生じる頭痛を「片頭痛」といいます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る日本で8.4%の人が片頭痛で苦しんでいると言われます。
一般的には若い成人に多く見られ、20~40代の女性に多いとされています。
吐き気や嘔吐、光や音に敏感になるなどの症状を伴うことがあります。
頭痛が始まる前に以下のような前兆がある方もいます。前兆が無い方もいます。30分〜1時間ほどで痛みがピークになることが多いと言われています。
この痛みは数時間~数日間続くことがあり、頭痛が起きている間は、光や音、匂いなどに敏感になり、静かな部屋で休んでいたくなることが特徴です。
また、「偏」頭痛と書かれることがありますが、基本的には同じ疾患を指します。正しくは「片」頭痛です。変換で「偏頭痛」がよく出ることで、偏頭痛という言葉が浸透したのではないかと言われています。 - A.
静かなところで休む、カフェインを含むものを飲む、痛み止めを使う、などがあります。
解説片頭痛に対して、自身でできる対処法は以下です。
暗く、静かな場所で横になる
片頭痛は、光や音が刺激になって痛みが増すことがあります。
また、動くと痛みが増すので、明るすぎず静かな場所で休みましょう。睡眠をとる
片頭痛は眠ることで改善します。
仕事中に痛みが起こった場合も、可能なら仕事を中断して仮眠をとりましょう。カフェインの入ったものを飲む
カフェインをとることで片頭痛は多少和らぎます。
痛み始めにコーヒーや緑茶などのカフェインを含む飲み物を飲んでみましょう。痛み止めを服用する
痛み止め(アセトアミノフェン、ロキソプロフェン、イブプロフェンなど)を使うことで頭痛が和らぎます。
ただし、月に10日以上の頻度で痛み止めを使用し続けると、薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)症状が出てしまうなど、かえって頭痛が悪化し長引くことがあります。
こういった場合はきちんと受診し、予防薬の調整などを行なってもらうことをおすすめします。頭痛体操をする
予防として、首・肩のまわりをしっかりとほぐす頭痛体操を行うことが有効とされます。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る「頭痛の診療ガイドライン」作成委員会.「頭痛の診療ガイドライン」2021. 医学書院,2021.
Bigal ME et al. Why does sleep stop migraine?. Curr Pain Headache Rep. 2013, 17, p.369.
Nowaczewska M et al. The Ambiguous Role of Caffeine in Migraine Headache: From Trigger to Treatment. Nutrients. 2020, 12, p.2259. - A.
頭痛に伴って、主に吐き気や嘔吐、めまい、音や光に過敏になるなどの症状が見られます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る片頭痛の主な症状は下記のとおりです。
強い頭痛
片側または両側の頭に強い痛みがあり、ズキンズキンと拍動するような感じがします。
動いたり刺激があると痛みが増します。吐き気と嘔吐
頭痛と共に吐き気や嘔吐が起こることがあります。
光や音に敏感になる
明るい光や大きな音に敏感になり、これらが頭痛を悪化させることがあります。
頭痛の前の警告症状(前兆)
一部の人々は、頭痛が始まる前に前兆を感じます。
代表的な前兆には以下のものがあります。これらの症状は人により異なり、全ての症状が現れるわけではありません。
また、片頭痛の発作は数時間から数日間続くことがあります。片頭痛の症状がある場合は、医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることをおすすめします。 - A.
カフェインを含む飲み物がすすめられます。
解説片頭痛には、カフェインが含まれる飲み物が有効であることがあります。
カフェインは血管を収縮させる効果があり、片頭痛の痛みを和らげる可能性があります。
痛み始めにカフェインを含むコーヒーや緑茶を飲むことを試してもよいでしょう。
ただし、カフェインはあくまで一時的な対症療法で全員に効果があるわけではありません。カフェインの摂取量が多いと逆に頭痛を引き起こすこともあるので、適度な量(一般的なドリップコーヒー1-2杯程度)を心掛けることが大切です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る「頭痛の診療ガイドライン」作成委員会.「頭痛の診療ガイドライン」2021. 医学書院,2021.
Nowaczewska M et al. The Ambiguous Role of Caffeine in Migraine Headache: From Trigger to Treatment. Nutrients. 2020, 12, p.2259. - A.
頭痛で休むことがある場合は、頭痛外来、脳神経内科の受診を検討しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る脳神経内科や頭痛外来などがある病院の受診をおすすめします。
また、普段頭痛で休むことがあるなど日常生活に支障が出ている場合や、月に10回以上痛み止めを内服するような場合は、適切に診断と治療を受けることが望ましいため、受診しましょう。
特に痛み止めを過剰に使用すると薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)で、かえって頭痛を悪化させたり長引かせたりする可能性があります。
また、特に以下のような症状がある場合は片頭痛以外の危険な病気も考えられるため早めに病院を受診してください。
監修医師
診療科・専門領域
- 神経内科