多発血管炎性肉芽腫症が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
風邪薬や抗菌薬を使っても発熱や関節痛が治まらない場合や、鼻・耳・目の不調に加えて、血痰や血尿などのサインが見られるようになった場合は、早めに専門の医療機関を受診することをご検討ください。
多発血管炎性肉芽腫症とは
多発血管炎性肉芽腫症は、全身の細い血管に炎症が起きる国の指定難病のひとつです。鼻や耳などの上気道、肺、腎臓などの大切な臓器に影響が及びやすい特徴があります。
多発血管炎性肉芽腫症の症状
症状は、主に次のような領域に分かれて現れます。
- 全身の症状: 2週間以上続くような高熱、体重の減少、強い疲れやすさ、関節痛など
- 上気道(耳・鼻)の症状: 膿のような鼻水、鼻血、鼻の変形(鞍鼻)など
- 肺の症状: 血痰、息苦しさなど
- 腎臓の症状: 血尿、急速に進行する腎障害など
多発血管炎性肉芽腫症が重症化するとどうなる?
病気が進行するスピードや現れる順番には個人差があります。この病気は、できるだけ早い段階で診断をつけて適切な治療(免疫抑制療法など)を始めることが、病状を落ち着かせてよい経過をたどるために非常に重要とされています。
多発血管炎性肉芽腫症の受診の目安
次のようなサインに気づいたときは、早めに医療機関の受診をご検討ください。
多発血管炎性肉芽腫症について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
難病情報センター.“多発血管炎性肉芽腫症(指定難病44)”.厚生労働省.https://www.nanbyou.or.jp/entry/4011,(参照 2026-08-18).
厚生労働省.“指定難病44 多発血管炎性肉芽腫症 概要”..https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000089937.pdf,(参照 2026-08-18).
川嶋聡子.“多発血管炎性肉芽腫症(GPA)”.日本リウマチ学会(JCR).https://www.ryumachi-jp.com/general/casebook/gpa/,(参照 2026-08-18).
厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業「難治性血管炎の医療水準・患者QOL向上に資する研究」班 解説ページ https://www.vas-mhlw.org/kaisetsu-iryo/3-1-2/,(参照 2026-08-18).
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京都大学iPS細胞研究所 呼吸器内科
山形 昂 監修
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